ドクター紹介
ハラダきこえクリニック北浜 院長
原田 昌彦
1982年近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室してから故太田文彦先生のもと聴覚の研究に携わっておりました。1991年堺市で原田耳鼻咽喉科を開院しその1年後より補聴器外来を開設いたしました。2012年より補聴器外来の規模を拡大し、数名の言語聴覚士とともに運営し、補聴器適合検査実績が2015年10月から12月の3か月間で803例となりました。おかげで全国から耳鼻咽喉科の先生方が視察に訪れるようになりました。より多くのきこえでお困りの方のお力添えができるようにこの度、北浜に補聴器外来専門クリニック「ハラダきこえクリニック北浜」を開院するに至りました。ひとえに原田耳鼻咽喉科時代に皆様のご支援とご指導の賜物とこの場を借りて御礼申し上げます。ハラダきこえクリニック北浜は我々の30年間のノウハウが詰まっておりさらにバージョンアップしたものと位置付けております。どうぞよろしくお願いいたします。
経 歴
1982年 | 近畿大学医学部卒・近畿大学耳鼻咽喉科学教室入局・故太田文彦教授に師事し聴覚分野を研究 |
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1991年 | 原田耳鼻咽喉科開院 |
1992年 | 耳鳴研究分野で学位取得 |
1992年 | 鳳ヒヤリングセンターとともに補聴器外来開設 |
2013年 | フィッティングスタジオ開設 (フィッティングブース3室) |
2015年 | フィッティングスタジオ増設 (フィッティングブース5室に増設) |
講演・セミナー
2015年 | 千亀利の会(岸和田市耳鼻科医会)で耳鳴治療について講演 |
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2016年 | 医療コンサルティング会社主催の補聴器外来の実践についての講演・9月東京開催、10月大阪開催 |
2017年 | 泉州耳鼻咽喉科地域医療研究会 当科補聴器外来を紹介 |
2017年 | 関西中耳臨床研究会 当科補聴器外来を紹介 |
2019年 |
第64回日本音声言語医学会総会 参加 パネルディスカッションのパネラーとして座長の近畿大学医学部名誉教授土井勝美先生の依頼をうける。 東京医科大学教授渡嘉敷亮二先生や東海大学と藤田保健衛生大学の客員教授の西山浩一郎先生と宇高耳鼻咽喉科宇高二良先生と同席し講演を行った。 テーマは「耳鼻咽喉科医師と言語聴覚士の協働」であり言語聴覚士と協働で補聴器外来を運営している医師の日本代表として選出される。 |
2022年 |
日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会の会報にて特集記事の掲載 前記の日本音声言語医学科総会のパネルディスカッションのテーマが特集記事として掲載される。表題は「言語聴覚士と行う補聴器外来」開業医の補聴器外来の関心の高さがうかがわれる。 |
学所属会
- 日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会 専門医
- 日本聴覚医学会
最近の業績
「耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報」
(令和4年2月20日発行)
特集 「言語聴覚士との協働④」
言語聴覚士と行う補聴器外来
125巻 2号 194~200頁
特集記事は学会が企画し学会員に執筆依頼を行い会報に掲載します。会報は全国の 耳鼻咽喉科医に定期的に送付される学会誌です。また日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会 は日本全国の耳鼻咽喉科医師のほぼすべてが入会している学会です。 私はその学会の会報の特集記事の企画で2021年2月に執筆依頼を受けました。
会報は全国の耳鼻咽喉科医師が購読しますので内容が諸先生方に有用でなければ 意味がありませんので厳正なる査読が行われ、医学的エビデンスと照らし合わせて 問題があれば掲載されません。査読は厳しく全てを一から書き直しました。
内容は、言語聴覚士・認定補聴器技能者とともに行う補聴器外来のオペレーション、 補聴器調整法のノウハウ、補聴器外来に必要な施設の解説、症例報告、他の医療機関 の補聴器外来事例など、補聴器外来を検討中の診療所医師を対象とした実用書に 近い内容です。
これから補聴器外来を始める先生方から「役に立った」と高評価をいただいて おります。
一診療所の医師である私が、日常行っている補聴器に関する 診療スタイルが最も権威のある学会に認められたようでこれ以上の光栄 はありません。この名に恥じぬよう今後とも精進したいと思います。
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